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「環境・生態系」業務及び主な事例

「環境・生態系」業務とは

過去、概ね昭和時代頃までは、社会全体の空気として「開発」が優先され、環境・生態系への配慮が十分になされてこなかった反省から、近年は建設事業においても、環境と生態系に配慮されることが多くなってきています。

こうした流れを受け、法制度上の必要がない小規模案件でも、建設事業者が自主的に環境アセスメント（事前環境影響評価）を実施したり、アセスメントを行わないまでも、事業実施に際して、環境・生態系に配慮されることが多くなってきました。

このため、単に設計業務を実施するのみならず、環境・生態系配慮の内容検討がセット化される業務が増えてきています。

「環境・生態系」業務の主な事例

当社では、環境や生態系に関する体制強化を図り、近年、環境アセスメント関連業務や、河川整備後の生態系への影響モニタリング業務等の受注を増やしてきています。

また、特に都市域では、河川が貴重な自然生態系空間であることを踏まえ、河川関連設計業務のなかで、魚類や鳥類等への配慮事項を検討される業務が増えてきていますが、当社でもこうした業務も数多く手掛けてきました。

河川、そして他のインフラ整備においても、環境や生態系への配慮は、今後、一層強く求められていくと考えられます。
当社としても、環境・生態系への配慮と優れたインフラ整備の両立を目指して、より一層、研鑽を深めていきたいと考えています。